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2008/02/05

新ゼミ生課題作品:エッセイ「今までで一番笑った経験」4

駒澤大学GMS学部山口ゼミでは、2008年度ゼミ生募集に際し、課題作品の提出を求 めました。ここでは提出作品を順番にご紹介しています。エッセイ部門の課題は「今までで一番笑った経験」です。これは「アジジ」さんの応募作品です。
(担当山口)

これまでの人生で一番笑ったこと

by アジジ

高校3年の夏休みに中学からの友人数人と電車で出かけたとき、目的の駅で電車を降りた後、友人の一人が話しながら後ろ向きにホームを歩いていました(彼が一番前を歩いていたため)。まったく前を見ずに歩いていたので少し歩いたところで見事にホームと電車の間に足が入って転ぶはめに(この時は人生で3番目くらいに笑いました)。すぐに抜け出して電車も問題なく発車していきましたが、友人たちとしばらくホームで笑い転げていました。

その後、大学入学前の今年3月に、ほぼ同じメンバーで出かけることになり、電車で目的の駅へ。
すると前回ホームと電車の間にはさまって転んだ友人が前回と同じように後ろ向きで話しながら歩いていき、同じように電車のほうに近づいていきました。まさかありえないだろうと思いましたが、彼は見事にはさまりました。前回と同じように電車とホームの間に。

それに加えて今回はバランスを崩した拍子に電車に頭をぶつけ、なんとか足は抜け出したもののしばらく頭を抱えていました(このとき、人生で2番目くらいに笑いました)。
その後、その友人がもだえながら一言。

「あー、なんだこれ、デジャヴ?」

人生で一番笑った瞬間でした。

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「今までに一番」どころか、上位1番から3番までを独占する話題だったようです。よほどおかしかったんでしょう。それにしてもこの友人、危ないですね。いつか重大な事故に遭遇するんじゃないかと他人事ながら心配になります。リスクマネジメントの分野でよくいわれる経験則の一つに「ハインリッヒの法則」があります。である。「1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というものです。この友人のケースは「ヒヤリ」というよりすでに「軽微な事故」のレベルに達しています。ぜひ気をつけていただきたいものです。本人のためだけでなく、周囲に迷惑をかけないためにも。

とはいえ、人間失敗から学ぶもの。とりかえしのつかない失敗はそう多くありません。学生の皆さんには、少々の失敗を恐れずにどんどんトライしていく人になっていただきたいと思います。もちろん、駅のホームを後ろ向きに歩くのは単なる不注意であり、それで学ぶものもさしてなさそうですから、ぜひやめていただきたいものです。

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