新ゼミ生課題作品:エッセイ「今までで一番笑った経験」12
駒澤大学GMS学部山口ゼミでは、2008年度ゼミ生募集に際し、課題作品の提出を求 めました。ここでは提出作品を順番にご紹介しています。エッセイ部門の課題は「今までで一番笑った経験」です。これは名無し11号さんの応募作品です。
(担当山口)
「これまでの人生で一番笑った経験」
私はいつも、毎日笑っていると思う。私は笑うことが何よりも好きです。大好きなお笑い番組を見て、一人で大笑いしたり、その話を誰かに話してまた笑ったりしている。 その中でも一番笑ったとあえていうならば、友達といる時だと思う。くだらない話でも、どうでもいいことでも、どんな些細なことでも、腹が痛くなるまで笑い合える友達がいることを幸せに思う。
特に、高校時代、私は今まで生きてきて一番キラキラしているときだったと思う。吹奏楽では有名な高校の吹奏楽部に所属していて、厳しい決まりが多く、怒られてばかで、とても辛かった思い出がある。でも、どんなに辛いことがあっても、笑って吹き飛ばすぐらいの気持ちがあった。 コンクールで良い結果が出た時、喜んでうれし泣きをするだけではなくて、みんなと笑顔で抱き合っていた。別に面白いわけでもなんでもないけど、嬉しい時に人は、自然に笑顔になるものだと実感した。
そして、演奏会でも、私達はとびっきりの笑顔でお客様にパフォーマンスをしていた。私達が無表情で演奏演技をしていたら、まずお客様は飽きてしまうだろう。そして、演奏会には人が来なくなる。私の高校は、笑顔で演奏演技をすることがモットーだった。だから、見に来てくださったお客様も笑顔になって、帰り際に「ありがとう」「とっても良かった」という言葉をいただけたのだろう。その言葉とお客様の笑顔が、何よりも自分達の励みになっていた。お客様が喜んでくださるから、次も頑張ろうという気になれた。笑顔を見て悪い気持ちになる人はまずいないと思う。“笑顔”というものが、私達にどれだけ大事だったか。高校時代、そんな大切な事を学んだ気がする。
私は今、駒澤大学吹奏楽部に所属しています。部活をやっていて、もちろん笑ってばかりはいられない、辛いことの方が多いです。この半年で何回辞めたいと思った事か。でも、いまこうして続けられているのは、先輩方の優しさや、何よりも部活の中で時々見せるたわいのない話が大好きだからです。1年生は一発芸をやって部活を盛り上げたり、自分をアピールする意味で芸をやったり、みんなのテンションを上げたり、そんなオンとオフがはっきりしている部活が大好きです。その一発芸がたまらなく面白かったりします。部活をやっていればいろんな人が集まると思います。こんなにも個性豊かな人がたくさん集まって、部活が出来て毎日とても充実しています。 そして、高校と同様、お客様の笑顔と、沢山の拍手をもらえるこの喜びがたまらなく幸せです。まだ、私にはあと3年間残っています。残り3年間で、高校以上の笑顔を振りまき、そして会場に響き渡る盛大な拍手を求めて、日々精進していきたいと思っています。
私は、これからも笑顔で毎日過ごして行こうと思います。そして、その笑顔で少しでも周りにいる人を幸せに出来るような存在になりたいと思います。
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名無し11号さんは吹奏楽部に所属しています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、駒澤大学の吹奏楽部はかなりレベルが高くて、練習もけっこう大変らしいです。とはいえ、厳しいばかりではないということのようですね。音楽は「音」を「楽」しむ、と書きます。演奏している人が心から楽しんでいないと、聴いている側も楽しくはなれないのかもしれません。ぜひがんばっていただきたいものです。ただ、ゼミのほうもお忘れなく。
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