新ゼミ生課題作品:エッセイ「今までで一番笑った経験」19
駒澤大学GMS学部山口ゼミでは、2008年度ゼミ生募集に際し、課題作品の提出を求 めました。ここでは提出作品を順番にご紹介しています。エッセイ部門の課題は「今までで一番笑った経験」です。これは名無し18号さんの応募作品です。
(担当山口)
人生で一番笑った経験
実際、人生で一番笑った経験というのは私の場合厳密には一つに絞れません。それぞれの場合によって一番があって、それは比べられる対象のもの同士ではないからであります。
例えば、友達と一緒にいるときの笑いと一人でテレビや漫画を見ている時の笑いの種類は別のものだと思います。なので、私は笑いにはいくつか種類があると思うので、やっぱり人生で一番を決めるのは難しいと考えます。過去に一番笑ったなと思ったことがあっても、その記憶が薄れて結局どのときが一番なのか最終的に私はわからなくなってしまいます。でもだからこそ、その中でも記憶に残っているものが一番だと考えています。
話しは変わりますが、私が特に好きな笑いは前文にあげた友達といるときの笑いと一人でいるときの笑いの2つの笑いです。なので、今回はこの2つの一番について書いてみようと思います。
まず私が友達といて一番笑っていた時はやっぱり高校時代だと思います。高校1年生のクラスが本当に皆仲良くしかも楽しくて、笑わない日は一日もないのではないかという位に毎日笑っていた気がします。その中で、ある冬の雨の降っていた放課後に、その日暇な人でだらだらと教室に残って、皆でダンスを作って、それをムービーに撮って編集して、と繰り返して完成度を高めていたときは、くだらないことをしすぎていてとても笑えました。あの時の思い出を話すときは必ず涙が出るほど笑えます。
友達といるときの笑いは、くだらないことでも何かをきっかけに笑いが止まらなくなったり一緒にいるだけで笑えてきたりと、雰囲気でもお腹が痛くなるくらい笑えてきます。
次に一人でいるときの笑いですが、これは私の場合とても大事な笑いの一つです。基本的に私は一人でいる時間が好きなので家にいる時も部屋に閉じこもっているのがほとんどです。それに加えて私は漫画が好きだったり動画が好きだったりします。漫画ではギャグ漫画を読んで笑ったりします。動画の方で最近のお気に入りなのは、ニコニコ動画という動画サイトでアニメをみることです。私はアニメが好きなので、暇を作ってでも毎日アニメに触れたいと思っています。そして最近銀魂というアニメにハマっています。週刊少年ジャンプで連載している漫画が原作のアニメですが、子どもだけでなく大人も楽しめるような内容だと思います。最近一番笑ったなと思ったときは銀魂を見ているときかもしれません。
前後者とも私が記憶する一番の笑いだと思いますが、やはり「じゃあどっちの方が上?」と聞かれても比較することはできません。それはたぶん、私が面白いと感じているところが違うからだと思います。しかしどちらの話にも共通していることは私の記憶に色濃く残っているということです。一番笑った経験は絶対に1つと言い切れる場合は少ないかもしれないけれど、心に深く残っている自分が笑っている、みんなが笑っている記憶というのが人生で一番笑った経験なのではないかと思います。
----------------------------------
笑いには2種類ある、とのご指摘です。2種類かどうかわかりませんが、確かにお友だちといるときの笑いと、1人でテレビを見ているときなどの笑いは少しちがう気がしますね。前の名無し17号さんのエッセイで、漫才のライブの話がありましたが、ライブで漫才を聞いているときの笑いはどちらに近いんでしょう?前者のほうに近いような気がしますがどうでしょうか。だとすると、他の人と「笑いの空気」を共有することがポイントなのかもしれません。
| 固定リンク

コメント