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2009/07/01

こち駒女子力研究所 映画のススメ♪ No.2

『虹の女神~Rainbow Song~』

今話題の『ROOKIES~卒業~』のエースとして活躍している市原隼人さん主演の映画です。

そんな人気絶頂の市原隼人さんにも、過去の作品があったわけで、しかも監督は前回私が愛を持ってお勧めした映画、『おと・な・り』と同じ監督、熊澤尚人さんなんです。また、この作品のプロデューサーは岩井俊二さんなのですが、この方は市原隼人さんのデビュー作『リリィシュシュのすべて』の脚本・監督の方なんです。そう。「市原隼人」を発掘した人なんです。

一昔前の作品ですが、いろいろなところで今を垣間見れるはずです。

今回はDVDの紹介です。

あらすじを簡単に。
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小さな制作会社で上司に罵倒されながらも一生懸命働いていた岸田智也(市原隼人)は、ある日、大学時代の友人、佐藤あおい(上野樹里)の死を知る。大学時代、二人は妙なきっかけで知り合い、後に映画研究会に所属するあおいが監督をする自主製作映画「THE END OF WORLD」の主演を智也が務めることになる。
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さすが熊澤監督。画がすごくさわやかできれい。二人が初めて見る虹のシーンはおしゃれすぎます。映像のややハイキーな感じで青春の懐かしさが伝わってきます。また、あおいと智也の自然な演技がすごい。自主映画を映画の中で撮っているので、演技している演技をしなくちゃいけない。だから、普段の演技が普通でないと、うまく表現できないですよね。

あと、私はその自主映画「THE END OF WORLD」のストーリーも好きです。制作段階では非現実的でありえない内容と思いきや、若干、本作とも関連しているのもあって、なかなかの完成度。熊澤監督、岩井俊二さん、共に学生時代自主制作の経験があるそうで、その経験がすごく生かされているなと思いました。っというわけで、二度楽しめます。この映画。

また、私はあおいに共感することが多々ありました。友達に恋をしてしまった時の切なさ、もどかしさ、がすごくリアルに感じました。

みなさんは仲の良い友達を好きになったことはありますか?

友達を好きになると、まず信じるまで時間かかりますよね。まー信じる信じないの前にそう考え始めた時にはもう恋に落ちてるという証拠なんですけどね。そして、好きだと気づいた時、それまで仲が良かった分だけツライというか、切ない。 このままの友達関係を崩したくないし、自分が友達としか見られてないのも知ってるし……ってね。

ドラマみたいに、お互いがお互いを徐々に好意をもつことはありえないから、どちらかが先にその友情という壁を越えなければいけないのです。友情を代償とした恋愛は私にはキツイです。

あーなんかいろいろ思い出しそうですよ。笑

恋は盲目ならぬ、友情も盲目です。

身近な存在だからこそ知ったかぶってるところがあると思います。これは、男の友達、女の友達にかかわらず。いくら身近な存在でも、その人の全てを知ることなんてできないのに。 夢の無い発言かもしれませんが事実なんですね。 この実際分かり合えないところが人間っぽくておもしろいのですが。

相手の本心に気づいて初めて気づく自分の本心もあります。ラストの智也の男泣きもそうだったのかな……

そんなわけで、友達とは一番近い存在でありながら、一番遠い存在なのかもしれません。みなさんも、相手の気持ちに気づかずにその大切な人を傷つけているかもしれないですよ。『モテる』みなさま、どうぞお気を付けください。

さて、私的恋愛哲学はこの辺にして、、、、

この作品の公式ホームページで熊澤監督は『何度も観てもらいたい。』とおっしゃっていました。なので同じ映画を二度はあまり観ない私も短い期間で3度観てみたのですが、観るたびに新しい発見がありました。なので、時間ある時にじっくりご覧になることをおすすめします。

最後に、なぜ今、この映画なのか。前述したとおり、私の中では現在と繋がっているんです。

みなさんはレンタルショップに行った時、何を基準で映画を選ぶのでしょうか?

映画公開中に見逃してしまったもの。最近気になる俳優さんが出演しているもの。友達から世間から薦められているもの。今の気分にそうもの。

私は今回初めて監督の名前から、興味を持ち、観るに至たりました。

映画監督の持つ独特な雰囲気は映画に残るハズです。前回の「おと・な・り」と今回の「虹の女神」の自然なさわやかさは、果たして俳優さんたちの技術なのか、監督の造り上げた雰囲気なのか。

とにもかくにも、数多くの中から選んだ一つの映画はどれも手に取るまでのきっかけを持っていると思います。そんなきっかけを考えながら、映画を選ぶのも、映画を楽しむひとつの方法といえるのではないでしょうか。

(ayama)

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