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2009/08/12

【サマー】こち駒女子力研究所 映画のススメ No.6②【ウォーズ】

<<attention>>
前に出しました『サマーウォーズ』の記事はすでに見ておられる方々用でしたので、この記事はまだ見ていない方へのススメを書いてみました。


「夏といえばスイカと花火と女だろ?」
「スイカと花火で十分だよ…」

「ねぇ、バイトしない?募集人員、1名なの」

あらすじ
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 健二は高校2年生。友人とともに仮想空間OZのメンテナンスのバイトをしながら過ごしていた。ある日、先輩である夏希が「バイト」の話を持ちかけてくる。憧れである夏希の頼みなら、ということで健二はその話しを飲むのであった。長野県の武家の血筋を引く旧家であることを、連れていかれた先で初めて知る健二は、”夏希の彼のフリをする”というバイト内容もそこで初めて知るのであった。その家主である栄おばあちゃんにまで紹介されてしまい、健二は困惑するまま「バイト」をすすめるのだが…
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私の感想から申しますと、
「とってもおもしろい!」でした。

 仮想空間OZは、インターネット上でのショッピングや取引、ビジネスを可能にしている空間です。そこには数えきれないほどの住人が居て、生活の軸としている人もいます。今の私たちには想像できうる空間なわけです。数学が得意な健二が、ある日OZのメーリングシステムより送られてきた暗号を解き、そのせいでアカウントを乗っ取られ健二自身はそこへ入れなくなってしまうのですが、この辺もまあまあ今では考えられることですよね。そして少し今の私たちと少し想像しにくくなるのはここからで、そのアカウントを乗っ取ってしまったのは人工知能をもったプログラムだということ。その名も「ラブマシーン」。知識を付けることで巨大化していくのですが、これが強敵となってしまう。健二と夏希の親戚である佳主馬(かずま)はこのラブマシーンを協力して倒そうとするが、相手は強くなるばかり。その中で佳主馬は体力を失っていきます。あ、すみません。ラブマシーンのところからは、すべて仮想空間OZでの話なんですよ。でもこれがなんかリアルなんです。ありえなくなさそうなのがちょっと怖いところでもある。だから、3次元と2次元の境が消えたという考え方は好きじゃないんですが、もうすでにどちらかを欠落して生きていくのはかなり無理があることなんじゃないかなと考えさせられてしまうんですよね。
 CMでもかなりでてきている90歳の栄おばあちゃん。こちらもかなり手ごわいです(笑)なぜか政治家や大きな団体に連絡を取れるし、手紙もたくさん来ている。そしてこのラブマシーンの登場を危機として察知したおばあちゃんは、励ましの電話を各機関にかけるわけです。そして、家族にも励まし続ける。しかし、このおばあちゃん、中盤で意外な展開を見せます。ここは家族のつながりを真剣に考えてしまう場面で、もし鑑賞される機会があればこのあたりをよく見ていろいろ考えをめぐらせてほしいですね。

 公開前に言われた「家族の絆と恋」の部分の後者はあんまり描かれていないような気がしますので、恋愛物と思っていると全然違うものだと思われます。どっちにしろですね、想像ができてしまう仮想空間OZにおいての人間模様も、田舎のなかでの人間模様も同じなのに同じじゃない、みたいな……言葉で上手に表現できないのですがそんな感じなんです本当に。どこの空間にいたって、誰かがいなくちゃ生きていけないってことなんだな、って思えます。それがネット上ならコミュニティが巨大になるってそれだけなんですよね。

 上手に伝わったかわかりませんが、とてもおすすめなので見てください♪
 (文:U子)

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