こち駒女子力研究所 映画のススメ No. 5 『HACHI 約束の犬』
渋谷の待ち合わせ場所と言えば?
もちろんハチ公前ですね。
今から約80年前、毎日会社帰りの主人を迎えに行っていた一匹の秋田犬は主人が亡くなったあともずっと主人の帰りを待っていました。そして、現在も銅像となって渋谷の喧騒に紛れながらも主人を待ち続けています。
この日本で生まれた感動の実話『ハチ公物語』がハリウッド版となって日本に凱旋帰国を果たしました!!!!
主演は、脚本を読んで涙が止まらなかったと言う、Richard Gere (リチャード・ギア)。
監督は「ショコラ」、「サイダーハウス・ルール」でアカデミー賞にノミネートされた名匠Lasse Hallstrom(ラッセ・ハルストレム)。
偶然試写会が当たったので観てきました。
一言でこの映画を表すと、
号泣。号泣。号泣。
8月8日公開です。
ハチは待ち続けた。
きっと帰ってくると信じて―――
アメリカ東海岸郊外。ベッドリッジ駅に降り立った大学教授のパーカー・ウィルソン(リチャード・ギア)は、遠い日本から運ばれ迷子になってしまった一匹の秋田犬に出会う。そしてこの迷い犬の飼い主は現れず、パーカーが飼うことになった。首輪付いていたタグに刻まれた漢字から”HACHI”と名付けられた子犬は元気に成長し、やがて誰かに教わるもなく、毎日パーカーの送り迎えをするそうになる。その仲睦まじい様子は町の人々も和ませていた。ところがある日、パーカーは突然倒れ、帰らぬ人となってしまう。しかし、HACHIはいつものように、午後5時にパーカーを迎えに行く。翌日も、その翌日も。駅のドアから笑顔で帰ってくるパーカーを待ち望んで。
(一部宣伝広告から引用)
この時点で観る前から感動するってわかります。わかっていながら、それでも号泣してしまいました。HACHIの何の見返りを求めずにただひたすら待ち続ける姿は、携帯を持ち始めたことによって、誰かを長時間待つということが少なくなった私たちに、大きな感動を与えてくれると思います。私は犬を飼ったことがないのでこの忠犬ぶりにすごく驚いたのですが、犬を飼っているみなさんだったらもっと感動するのではないでしょうか。
HACHIは犬なので吠える事はできますが、しゃべれません。この当り前のコトが犬の可愛らしさ、健気さ、切なさ全てを表していたような気がします。HACHIの目線を追ったカメラワークやHACHIの表情をじっと映す場面などで、セリフが無くてもHACHIの気持ちを読み取れ、逆に言葉では表せないようなHACHIの胸に秘めた思いも理解できたような気がしました。
私が一番好きなのはリチャード・ギアの「HACHI~!!」と呼ぶ声です。最後まで、外国人が日本語をしゃべる時のあの違和感がずっと残っていましたが、その違和感もすごくかわいらしくて、ついニンマリしてしまいます。リチャード・ギアはみなさんもご存じの通り、顔から”良い人オーラ”が溢れ出ている人ですよね。その本当に愛おしいそうにHACHIを見つめる表情がこれでもか!!ってくらい優しい表情です。こんな表情で見つめられたら人間の私でも大好きになりそうです。だからHACHIがポール(リチャード・ギア)をひたすら待ち続けることができるのは、やはりポールの愛情があってこそなのだと思いました。
また、HACHIをしつけるシーンで、HACHIがなかなかわかってくれなくて、ポールしつけられているようなシーンがあるのですが、このシーンもリチャード・ギアの愛犬家ぶりが全面に出ていました。この、犬バカぶりはホントかわいらしい。
いやーでも、本当に久しぶりの号泣でした。劇場内でも、はじめは笑い声もちらほらでしたが、中盤から最後にかけてみなさん涙をすすって鼻水すすって。私も呼吸がしにくくなるくらい号泣しました。
犬好きな人もそうでない人も。日本の「ハチ公物語」を観たことがある人も無い人も、この夏一番の感動作としてぜひ劇場でご覧になってみてください。
確実に号泣します。8月8日(土曜)公開です。
(ayama)
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