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2011/06/15

ゼミお勧め本プロジェクト:「読んでると人前でも爆笑しちゃう本」

ゼミお勧め本プロジェクト。今回のテーマは「読んでると人前でも爆笑しちゃう本」です。本を読んでて、人前でぷっと吹き出しちゃうこと、ありますよね。さて、学生たちはどんな本を挙げたでしょうか。

今回のテーマは『読んでると人前でも爆笑しちゃう本』です。それぞれ違った個性的な『笑い』を持った本が紹介されました。

大島永遠著「女子高生」(双葉社、2006年)

私は大島永遠著作の「女子高生」という漫画をお勧めします。
これは女学高校に通う主人公の日常を描いた作品です。共学の中学校に通っていた主人公が女子校でのギャップに翻弄され、癖のある仲間と共に馬鹿騒ぎをするという内容です。
作者も女子校育ちということもあり、女子高生の描写がとてもリアルなものとなっています。
女子校に通っていた人なら誰しも「あるある」と思ってしまう笑いから各キャラクターの個性的なボケまで、何度も笑わされます。シリアスな雰囲気も次のコマで一気に吹き飛ばしてしまう安定した笑いがあります。
女子校育ちの女性には是非読んで共感し、笑ってもらいたい作品です。

【コメント】
あるあるネタですね。共感して笑いを取るという作品は日常漫画では典型的なもののひとつと言えるかもしれません。あるあるネタ漫画として有名なもので言うと『あたしんち』や『ちびまる子ちゃん』といった物が挙げられます。女子高生の日常ものといえば、最近では「けいおん!」も大ヒットしましたね。あるあるネタは一部のコアな層へ向けられるものから、万人向けまで多種多様ですね。ただ、どちらも共通して言えるのは『共感という笑い』ということです。経験したことのある場面を読んで笑ってしまうというのは不思議で人間の面白いところですね。


浜岡賢次著「(元祖)浦安鉄筋家族」(秋田書店、2011年)

この本は、とにかく笑ってしまいます。思い出し笑い率98%です。なぜなら、この話は1話完結の構成になっています。それに何よりどの話も話の内容が薄すぎるのが味噌です。特に考えることもないので、普通に絵だけでも笑ってしまいますし、キャラクターの設定がなんとも絶妙的であります。僕はあの漫画を呼んで、無表情になった人を見たことがないくらい絶対に笑います。あなたも笑います。あれはおふざけを超えたおふざけです。是非ご購読下さい。

【コメント】
『ボボボーボ・ボーボボ』を連想させるナンセンスギャグ漫画。漫画だからこそ表現できる笑いに満ち溢れている作品。頭で考えるよりも心で感じて、感じるままに笑え!といったギャグ道一本の内容ですね。ナンセンスギャグは子供から大人まで年齢を超えて楽しめるノーボーダーな笑いです。一話完結とあってどこからでも気ままに読むことができると言うのも強みでございます!この笑いを伝えるには解説をするよりも読んだ方が早いでしょう(笑)


森繁拓真著『となりの関くん』(メディアファクトリー、2011年)

私が紹介する本は、最近発売された森繁拓真の『となりの関くん』です。内容を簡単に説明すると、授業中に先生の目を盗み、黙々と机の上で遊び続ける関くんと、それを横目で見て心の中でツッコミをする横井さんの話です。笑えるポイントは、関くんの遊びです。授業中でありながら、まして、机の上でそんな遊びをしないだろ!っと、思わずツッコミたくなる関くんの自由すぎる行動が面白い。また、隣の席の横井さんが授業に集中できず、つい関くんの遊びを見てしまう彼女もまた可愛い。ニ巻目の関くんは、どんな遊びをするのか非常にわくわくします。

【コメント】
非日常と日常が交錯する…その先にあるのは笑い!
授業中の暇つぶしとして机の上で何かをして遊ぶのは誰もがするでしょうが、ここに着眼したのにあっぱれ。少年が机上で生み出す笑いは未知数です。表紙でツッコミを入れるのをぐっと抑え、ページを読み進めれば爆笑を余儀なくされるでしょう。非日常な日常物として、今期アニメ化されている『日常』や、『第七女子会彷徨』もおすすめ。


【山口のお勧め】
岡田斗司夫「世界征服は可能か?」(ちくまプリマー新書、2007年)

「初の世界征服学!」と銘打たれた本。マンガやアニメの「悪の組織」を大真面目に分析、「世界征服」という行為に内在する矛盾や、「世界征服」がどんなときに可能なのかなどについて考えている。悪の支配者は「魔王」「独裁者」「王様」「黒幕」の4つのタイプに分類できる、とも。笑わせようとしているわけでは必ずしもないのに、じわじわと笑いがこみあげてくる一冊。

【コメント】
活字で真剣に「世界征服」を分析した猛者の作品。コミカルな話題を大真面目に読み解こうとする事にどうしてか笑いがこみあげてきます。さらに活字というところが漫画で表される「感情」を隠し、シュールな雰囲気を醸し出しています。活字で笑いを取るのはかなり難しい事ですが、こういった心くすぐる様な笑いもまたアリなんじゃないでしょうか。


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