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2012/04/01

こち駒やだニュース011:中学武道必修化で対策急ぐ

こんなニュースあったらやだなという架空ニュースをお届けする「こち駒やだニュース」、第11号です。本件の元ネタはこちらの記事。

「大外刈り」禁止 中学柔道指針 試合は座った状態で 静岡」(産経新聞2912年3月30日)
4月から中学で武道が必修化されることに伴い、県教育委員会は重篤な事故が起きている柔道について、「大外刈り」を禁止し、投げ技を使った試合は行わない、などとする安全指導指針をまとめ、各市町の教委に通知した。県内では平成22年、中学の柔道部で大外刈りを受けた部員が死亡する事故が起きたこともあり、技の種類を制限する全国的にも厳格な内容の安全指針となった。

Kochikomanews011

この報道によれば、この自治体では、「頭部外傷などの事故が予想される大外刈りは行わない▽投げ技を使う試合は行わない▽体格や技能の異なる生徒同士を組ませない-などとなっています。投げ技を使わなければ、試合は座った状態で行うのみとなり、立った状態での試合はできないことになる」ということになるのだそうです。

安全確保のための工夫は評価すべきものでしょうが、やはり疑問は残ります。試合を「座った状態で行う」とのことですが、ここまでして柔道をやらなければならないのでしょうか。危険でいいというわけではありませんが、必修化されるのは武道なわけで、柔道が危険なら剣道を採用することもできるわけです。剣道でも安全のための制約はあるでしょうが、剣道そのものを大幅に変えるようなものではないでしょう。

そもそも必修化するといいながらそれに必要な数の指導者の育成へ向けた努力を怠ってきたことが問題の根本なわけです。こんな状態で必修化を急がなければならない事情はどこにあるのでしょう。これでわざわざ必修にした意図は達成されたのでしょうか。もともと無理のある計画だったといわざるを得ないのではないかと思います。その無理を現場での教え方でなんとかしようというのは、なんとも変な話です。

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