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2012/05/26

大切なことを教えられた本


2年のゼミで行っている、1分間ミニプレゼン。今回のテーマは「大切なことを教えられた本」です。このブログでは、プレゼンではなく、オススメ文という形で「大切なことを教えられた本」の紹介をしていきます!

まず一つ目はこちらの作品。

一生懸命』木村由美子
皆さんは「キムタク」と聞いて誰を思い浮かべますか?野球好きの方は、一人の野球選手を挙げるのではないでしょうか。
2010年4月、「キムタク」の愛称で親しまれた木村拓哉也選手が、他界しました。
「試合に出ることが大事なんだ。」そう言った彼はなんと、プロ野球人生で投手以外全てのポジションをこなすという、偉業を成し遂げました。その裏には、実を結ぶまで決して諦めないこと、あらゆる状況に対応すること、そんな努力があったのだと思います。
この本は、木村選手の人生を通して、なにごとにも「一生懸命」であることの大切さを教えてくれました。
皆さんもぜひ一度読んでみてはいかがでしょう。

続いてはこちらの有名作品!

世界の中心で、愛をさけぶ』 作者:片山恭一
私が大切なことを教えてもらった本はおそらく一度は聞いたことがあるであろう作品「セカチュウ」で有名な【世界の中心で愛を叫ぶ】です。この作品は主人公である[サク]と[アキ]の青春恋愛物語です。中学生の時同じクラスだった二人が高校生になり恋に落ちる。けれど[アキ]は白血病にかかってしまいます。[サク]は修学旅行のオーストラリアに行けなかった[アキ]を連れて行こうとする、というお話です。
はたして小説からどんな大切なことが学べるというのか、と不思議に思われるかもしれません。それでも私はこの2人のおかげで前に進むことが出来ました。それは二人の会話にあります。
「神様はいないと困る。ラッキーとアンラッキーをコントロールしないと。~どんな人生も結局プラマイゼロになるようになってる気がしない?」
この言葉は[アキ]が[サク]に対して言ったものです。人生は楽しいことばかりじゃない、つらいことも、きついことも全部含めて<人生>と呼べるんだ。
そんなことを考えたことのなかった自分に新たな意欲を生み出してくれ、私にとって大切な事を教えてくれた【世界の中心で、愛をさけぶ】。映像化や舞台化もしていますので是非読んでみてほしいと思います!

次は、SNSを使っている人には興味深い本かもしれません。

阿部和重 『無情の世界
皆さんはツイッターなどのSNSを使って友人と交流する際、SNS上での振る舞いと対面時の振る舞いが食い違っている人を見かけたことはありませんか? 察するに、ほとんどの人は上記のような経験が少なからずあると思います。
本作では、そんな本音と建前の交錯する世界で、疑心暗鬼に陥ってしまい他人の言葉ひとつひとつから過剰なまでに意味を探ってしまうようになってしまった人の苦悩と、それを解消する救いの道筋とが示されます。是非一読してみてはいかがでしょうか。

こちらは異色と言ったらあれですけど、他とは選ぶ視点が違って新鮮!

rockin’on BEST DISC500 1963-2007
ロッキングオン発行のディスク・ガイド本です。例えばスウェードの“スウェード”というアルバムは、一聴すると単に美しいギターポップですが、その実同性愛者やドラッグに溺れる若者など、当時のイギリスでタブー視されたテーマの歌詞を通して、それらマイノリティの人々に光を当てようと試みています。このように、音楽に限りませんが聴こえること、見えることの裏側まで考えを巡らせたりその詳細を知ることで、物事の本質が見えるということを学べる本です。また、洋楽への入り口としても使えるので是非読んでみてください。

次の作品はこちらー!

妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)
香月日輪
この物語は主人公が高校入学と同時に親戚の元を離れ、一人暮らしを始める為に下宿先を探すところから始まります。しかし、思ったように下宿先は見つからず、やっとのことで見つけたアパートは妖怪と人間が同居する妖怪アパートでした。主人公は人間としての常識が通用しないこの場所で、さまざまな住人の持つ悩みや過去、優しさに触れ、家族や友人の絆の大切さ、怖さを知っていきます。
この本を読んで、私は普段の生活についての価値観が変わりました。何気なく会話している友人や家族との関わり合いは当たり前の物なのか、誰にも自分の計り知れない過去や悩みがあるんじゃないのか、そんな人達を傷つける発言を軽はずみにしていないか…
今の生活の大切さを忘れてしまった時や周囲の人への接し方がわからなくなった時ぜひ読んでみてください。きっとヒントがあると思います。

続いては、人間の身勝手さに目を向けなければいけないことを教えてくれる作品。

どうぶつたちへのレクイエム
著者:こだま さえ
この本は、保健所に持ち込まれた犬や猫の最期を写した写真集です。そこには、ありのままの現状を写した写真が載せられています。
汚いケージに何匹も押し込まれ、与えられるのは水だけ。ケージには「処分××(番号)」、「保護△△(番号)」と書かれています。そして数日中に、多くの場合、殺処分されます。よく誤解されますが、安楽死ではありません。炭酸ガスによる窒息死です。私たちが認識しなくてはならない最も重要な点は、これらは全て人間の都合によって行われているのです。
持ち込まれた理由は、非情なものが多いです。かつて流行した種類、痴呆や病気になった老犬、老猫は特に多いです。またお産によりたくさんに増えた子犬、子猫。さらにひどい場合、孕んだ母親ごと処分を求めて飼い主が持ち込むこともしばしばあります。
飼い主の無責任さが、これらの残酷な悲劇を引き起こしています。もしペットを新しく飼う、または飼っている方に是非読んでもらいたいです。きっと安易にペットを扱おうとは思はないでしょう。

ラスト2作品、まずはこちらから!

ガラスのうさぎ
この本は作者の実際の戦争体験を元にした、ノンフィクション文学です。
太平洋戦争末期、現在の東京都墨田区に住んでいた少女・敏子が、突如戦争に巻き込まれ家族と散り散りになってしまいます。それから敏子は親戚や知り合いの家を転々とし、色々と苦しい思いをしながらも、それに挫けず力強く生きるお話です。
この本には残酷な戦争描写の陰で、希望を捨てずに明るく強く生きようとする敏子と、敏子を支えてくれる周りの人情にあふれた人達の姿が活き活きと描かれています。
それによって、戦争の無意味さや悲惨さと共に人間の持つ力強さや優しさをこの本から学ぶことができました。

こちらが最後の作品です!

二十四の瞳 (新潮文庫)』 壺井栄 著
この本は、師範学校を卒業したばかりの大石先生こと「おなご先生」は、島の岬の分教場に赴任し、そこに入学してきた12人の個性に輝く24の瞳の前に、彼らの瞳をどうしたらいいかと感慨を持つ…。この作品の背景は戦争で、先生や、生徒たちの心境の変化を感じてほしい。
この本を読む時、半強制的に読まされましたが、読んでいくうちに、生徒が先生と分かれるところで、初めて本で涙を流しました。ぜひ、読んでくたさい。


みなさん、なにか気になった本はありましたか?どれも本当にゼミ生たちのオススメなので、ぜひ気になったものがあれば読んでみてください!

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