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2013/04/01

こち駒やだニュース:10兆円ドラゴンボール金貨で景気回復?

エイプリルフールということで久々に。

いわゆるクールジャパン金貨に関する報道は、どうもこの産経の記事以外には見当たらないので、ひょっとしたらアレなのかもしれませんが、少なくともネットでは大きな話題を呼びました。

クールジャパン、真髄は「粋」 シンボル作成、記念金貨製造へ」(産経新聞2013年3月21日)
政府が、日本のアニメやファッションを海外に売り込む「クールジャパン」を推進しようと、さっぱりして、あかぬけた日本人を表す言葉「粋(いき)」を前面に出したシンボルマークを作り、記念コインを製造する準備を始めたことが20日、分かった。政府は平成21年時点で4・5兆円あったアニメやファッションなどの海外ビジネスの規模を拡大し、安倍晋三首相が掲げる成長戦略に結びつけたい考えだ。

クールジャパン戦略については、さまざまな意見がありますが、日本の文化を海外に伝えたいという発想自体は必ずしも悪いものではないと思いますし、実際、海外進出したいがさまざまな状況からできないままでいる企業がたくさんあるので、それらを支援するのはいいことのようにも思えます。もちろん発信の内容ややり方について(「クールジャパン」という名称自体も)、改善の余地はあるのでしょうが、すべてを否定するような意見はちょっとどうかと思います。

とはいえ、もしこの産経の報道が本当であるなら、この記念硬貨というアイデアがどこから出てきたのか、ぜひ聞いてみたいと思っています。記念硬貨がだめだと決めつけるのも何だとは思いますが、これまでこの領域の議論で記念硬貨の利用というアイデアがあったと聞いたことはありませんし、記念硬貨が日本文化の対外発信にどうつながるのかもわからないので、非常に唐突で奇異なものと映ります。

実際には、アメリカの場合とちがって、日本では記念硬貨の額面を勝手に決めることはできず、法律の改正が必要となります。もし額面10兆円の硬貨を発行する法案などが本当に提出されたら、それ自体大騒ぎになるでしょう。したがってこのニュースはもちろん冗談でしかありませんが、この件は、他の分野でもよくある、本来の目的とあまり関係のない項目をさりげなく忍ばせてくるお役所お得意のやり方をある意味象徴しているようにも見え、気になりました。

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